不妊治療

はじめての 不妊治療 。初クリニックへ。

はじめての 不妊治療 。初クリニックへ。(2020年7月14日)

不妊治療 に向けた初診のための準備

私たちの選んだ 不妊治療 専門の松本レディースクリニックでは、初診時に問診票を数枚書きます。
時間短縮のために、あらかじめホームページからダウンロードして記入済みのものを持参します。

問診票に記入する中に、「最近の生理はいつあったか」「生理周期は」など、生理に関する質問がかなりあります。
なので、直近の生理がいつからいつまでだったかだけでも覚えておくなり、記録しておくなりすることをお勧めします。

私は低用量ピルの服用をやめてから生理周期が乱れていたため、毎日基礎体温を測って記録していました。
基礎体温表は見る人が見ればいろんな情報が入っているので、3か月分のデータを印刷して持参しました。

初診でやること

2020年7月14日、私たちはクリニックを受診しました。
初診は主に以下の流れでした。

  1. 問診
  2. 不妊治療の種類の説明
  3. 不妊治療に伴う検査の説明
  4. 男性外来の説明
  5. 血液検査
  6. 超音波検査
  7. 診察

1. 問診

問診票を見ながら、これまでどんな妊活をしてきたのかを看護師さんに聞かれます。
いつから妊活を始めたのか、これまで妊娠の経験はあるのかなど。
結構恥ずかしいと思うことをいやらしい感じなくズバズバ話してくるので、割り切っていろいろと質問することができます。

この時、おすすめのサプリメントや、摂取すべき栄養素についての説明を受けます。

おすすめのサプリメント

妊娠を望む場合、ご存じの方も多いかもしれません。
葉酸をお勧めされます。
葉酸は赤ちゃんの発育に必要な栄養素です。
また、葉酸の働きを助ける栄養素として、亜鉛、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンCがあります。

葉酸のサプリメントは価格帯もピンキリで、300円代のものから7000円近くするものもあるため、まずお試しでネイチャーメイド葉酸を買ってみました。


葉酸以外の成分で、ヘム鉄、DHA、カルシウムが含まれていること、価格もお手頃なので選びました。

病院では「葉酸は摂りすぎることはないので、とにかく摂ってください」と言われたので、一日2粒で400μg摂取できるため、1日3粒飲んでみました。
(ちなみに、妊娠女性で一日に必要な量は480μgです。)
その結果・・・

背中に赤い発疹が・・・!
この発疹、痛くはなかったです。(ちょっと痒かった気がします)
飲み始めて数日で出てきたので、すぐ飲むのをやめてみたところ、数日でよくなったのでサプリメントが原因かと思います。

背中に出たのできになりませんでしたが、 顔や見える部分に出ると気になってしまいます。
一日の目安量は守って飲むことをお勧めします。

2. 不妊治療の種類の説明

不妊治療には主にタイミング法、人工授精体外受精があります。
これまでの妊活の期間や、年齢、検査の結果などを元に、どの治療でスタートするかが決まります。
私たちはすでにアラフォー。
妊活の期間も数年だったので、人工授精か体外受精になるんだろうと思ってました。
ちなみに、価格は タイミング法 < 人工授精体外受精 という感じで、治療する側の難易度とともに価格も上がっていきます。

ちなみに、タイミング法は排卵するタイミングを狙って行う方法。
人工授精は排卵する時期を狙って、子宮の入り口から管を入れて、採精した精液を子宮内へ直接注入する方法。
体外受精は卵子を取り出して、採精した精子を受精させ、受精卵がある程度成長してから子宮に移植する方法。

3. 不妊治療に伴う検査の説明

どの不妊治療法でスタートするか決めるため、また安全な妊活、不妊治療をするために検査があります。

  • 血液検査(感染症)
  • 精液検査
  • 超音波検査

血液検査(感染症)

感染症の血液検査は夫婦ともに行います。
これは主に性病の感染履歴の確認といったところです。
現在進行形で性病だったりすると、妊娠した際の胎児に悪影響が出てしまったりするため、その場合にはまず性病の治療を行うことになります。

精液検査

これは夫が受けるもので、精液の量、精子の濃度、精子の運動率などを調べます。
結果次第では男性外来受診を勧められます。

超音波検査

これは私が受けるもので、現在の子宮、卵巣、卵管などの状態を確認するものです。
いつも思うんですが、「超音波検査」って言われると、妊婦さんのお腹にジェル塗って、エコーで診るやつだと思ってしまうんですが、実際は「内診」と呼ばれるもので、膣から超音波の機械を挿入して行う検査です。

こんな椅子に座るやつ

4. 男性外来の説明

検査の結果によって、夫側に原因があるケースの不妊が確認されると、男性外来の受診を勧められます。

5. 血液検査

早速この日に夫だけ感染症の血液検査を行いました。
もちろん保険適用外です。
結果は次の診察(7/18)。

私の検査をしなかった理由は、私の診療を保険適用にするためです。
不妊治療は本当にお金がかかるので、病院側でこのような配慮をしてくれるケースが多々あります。

6. 超音波検査

この時の超音波検査で、私の抱える婦人科疾患が問題となりました。

私は20代の頃から子宮内膜症を含む婦人科疾患のため、低用量ピルを長期間服用していました。
これまでに二度入院し、一度手術も経験しています。
定期的な検診も行い、子宮がちょっと奇形であること、内膜症もあることがわかっていました。

7. 診察

すべての検査が終わって、ドクターとの診察(面談?)の時間になります。

まず、すぐにわかる超音波検査の結果が思わしくなく、年齢も含め、ほかの検査結果が出る前に体外受精でスタートすることになりました。
スタートも何も、一番高度な技術になるため、最初から最終手段です。

超音波検査の結果、両方の卵巣が肥大していることがわかりました。
卵巣は通常2~3cmほどの大きさですが、私の卵巣は左側が12cm、右側が7cmありました。
20代の頃、婦人科疾病で入院手術を経験していたため、低用量ピルをやめた時点で想定内でしたが、大きさは想定外でした。

そのため、後日(7/19)MRIを撮ってくることになり、その結果が出る前に夫の精液検査も済ませることとしました。

診察費用

この日の診察費用は

夫:6,600円(自由診療)
妻:3,200円(保険診療)

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