不妊治療

東大病院 で不妊治療

紹介状を持って 東大病院 へ

紹介状があっても予約をしないといけないということだったので、 東大病院 へ予約の電話をしました。
IVF外来(不妊治療)の初診は毎週水曜日の午後のみの診察とのこと。
そして予約が取れるのは9月30日・・・1ヶ月半以上先でした。
予約取りやすいんじゃなかったの?!と、思いましたが、女性科(病気治療)に比べて普段の予約は取りやすいらしいですが、初診はどうしても時間がかかってしまうとのことでした。

いざ診察

予約時間は13時半、30分以上前に手続きを終わらせ待合室で待機するも、なかなか呼ばれず。
緊急手術が入ったり、いろんな事情があるのね~なんて思いながら待つこと1時間半。
ドクターとの診察(面談)開始。

Aクリニックでの検査結果を見てもらいながら、どのくらいの期間・費用がかかるのかなどの説明をされ、不妊治療に対する私たち夫婦の考え方や不安などを聞いてもらいました。

私たちは体外受精の方向であることは病院側とも意見が一致しており、体外受精関連の費用の一覧と、体外受精・胚移植のスケジュールについて説明してもらいました。

体外受精の費用

採卵

まず、体外受精は私の体から卵子を採る『採卵』が必要です。
これは日帰り入院で行うもので、採卵に14万円、入院費に3万2000円かかります。

受精方法

採精した精子を受精させる方法が2つ。
1つは卵子に精子を振りかける媒精(ばいせい)。
この方法は自然受精に近い形で行われるため、卵子が壊れることがありません。
受精率は卵子・精子の質などにもよるのでしょうが、およそ7割。
この方法の費用は10万円です。

もう一つの方法は顕微授精と呼ばれる方法。
顕微授精は卵子に直接精子を注入する方法なので、卵子が壊れる可能性がありますが、精子が少なくても大丈夫な方法です。
受精率は8割を超えてきます。
この方法の費用は媒精の費用に8万円プラスされた、18万円になります。(卵子の個数により変動)
卵子が1~9個の場合、8万円プラス。10~19個で9万円プラス。20個以上で10万円プラスとなります。

胚盤胞培養

受精卵ができたら胚盤胞(はいばんほう)に成長するまで培養します。
そもそも胚盤胞って何?と思うんですが、採卵後5日後から着床前の受精卵のことを胚盤胞というそうです。
その前の細胞分裂が2~8分割くらいの状態のものを初期胚というそう。
胚盤胞に成長するまで培養する費用が3万円です。

卵子・胚 凍結

培養して、無事胚盤胞に成長した卵子を凍結保存します。
保存期間は1年で、1~2個で5万円、3~4個で7万円、5個以上で10万円。

胚移植

採卵後、卵巣が腫れてしまうため、すぐに移植はされません。
タイミングを見て胚移植(胚盤胞の移植)を行います。
移植の費用は9万円。
移植のために、凍結胚を融解(溶かす)する費用が1~4個(1回)5万円。5個以上の場合は7万円。
さらに移植の時も日帰り入院となるため、入院費用が3万2000円かかります。

費用例

10個採卵し、顕微授精を行い、胚盤胞まで育てて5個を胚凍結した場合
採卵+入院費+媒精・培養+顕微授精+胚盤胞培養+胚凍結= 約49万2000円

凍結した胚を融解し、移植を行った場合
胚融解+胚移植+入院費= 約17万2000円

合計 約66万4000円

ちなみに、注射・薬剤・診察料などが別途かかります。

お金はすぐ溶ける・・・

採卵スケジュール

採卵前に行う検査

採卵前までに行う検査がたくさんあります。

  1. 子宮がん検診
  2. 生理2~3日目のホルモン・超音波検査
  3. 甲状腺機能・AMH・感染症(採血)
  4. 膣内細菌の検査
  5. ゾンデ診
  6. 合併症検査(心電図、血糖、血圧、MRIなど)
  7. 精液検査

これらの検査が終わったら生理を調節して誘発を始めます。

誘発

卵子をたくさん採卵するか、質のいい卵子を採卵するかによってやり方が異なります。
自然周期で採卵する人もいるそうですが、私たちはアラフォーなのでまずは卵子の数を確保することにしました。

生理がきて3日以内に病院へ行き、そこから毎日筋肉注射を打ちます。
毎日なので、土日・祝日も注射をする必要があり、注射をしてくれる病院を探す必要があります。(東大病院では土日・祝日は注射ができません)
これは東大病院では紹介してくれません。
自力で探すしかありません。

毎日注射を打って、時々病院で卵胞が育っているかの確認をします。
育っているのが確認できると採卵日が決まり、採卵日の2日前の23時に卵を成熟させるための注射を打ちに東大病院に行きます。
この注射の約36時間後に排卵するそうです。

毎日打つので腕だけでなくお尻(腰?)に打つこともあるそうです

採卵

採卵の時は夫も来院して、別室で採精します。
都合がつかない場合は自宅で採精して、持ってくることになるらしいですが、精子の鮮度を保つため、できれば病院に来ることをお勧めされました。

採卵は手術室で行います。
静脈麻酔、または局所麻酔を使用するため、術後1~2時間安静にしてから退院となります。

胚移植スケジュール

採卵後、生理がきてから3日以内に病院に行き、子宮内膜を厚くするための貼り薬と、着床を助ける薬を使用し始めます。
これらの薬は妊娠判定まで続くそうです。

胚移植も採卵と同様に手術室で行われますが、麻酔は使用しません。
移植後2週間弱くらいで妊娠判定が血液検査によって行われます。

ちなみにこれらのスケジュールは私たち夫婦のスケジュールであり、最短だと採卵の3日後に移植をするケースもあるようです。

診察費用

この日の診察費用は

2,390円(保険診療)

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東大病院 に紹介された経緯については、こちらの記事で紹介しています。